転勤族の夫に転勤制度についてどう思っているか聞いてみた

最近、大企業で転勤制度が見直されつつあるというニュースを目にします。

我が家ではこれまで何度も話題にはしてきたのですが、転勤族当事者の夫は転勤制度についてどう感じているのか、改めて聞いてみました。

転勤制度の維持は難しい、という肌感覚

転勤ってどう?というざっくりした質問に対し、まず返ってきたのが

転勤制度を維持していくのはもう難しいと思う。

という一言でした。

それを実感したのは、去年1年間で周囲の3人が退職したこと。
3人とも、退職の理由に転勤があることが含まれていたそう。

30歳前後の男性2人は、それぞれに次のような理由でした。

  • 妻が首都圏で働いている。子どもはおらず単身赴任していたが、今後のことを考えて転職することにした。
  • 婚約者が退職して赴任先に来る予定だったが、やはり仕事を続けることになり、自分が転勤のない仕事に転職することにした。

共働きが当たり前になり、妻に仕事を辞めてついてきてもらう、という選択をする人ばかりではなくなってきていることを肌で実感しているようです。

家庭生活に及ぼすデメリットは多い

制度の維持が難しい理由として、転勤には、家庭生活に及ぼすデメリットが多いことが挙げられました。

上の退職理由にもあったように、共働き世帯で転勤することになった場合、どちらかが仕事を辞めるのか、という難しい選択を迫られます。

転勤の猶予制度や、転勤する家族に合わせて異動させてくれる制度がある会社も出てきていますが、まだ主流とはいえないでしょう。

2人とも仕事を続けるとしたら、単身赴任せざるを得ません。
その場合は、家事や育児を夫婦で分担することができず、負担が偏ってしまいます。
2ヶ所で生活することによるコストもかかります。

また、単身赴任せず帯同した場合には、子どもの転園・転校による負担も大きいです。

夫の会社にも、家庭の事情で転勤できない場合に、一定期間転勤が免除される制度がありますが、それを使っているのは首都圏の人が多いそうです。
そのため、首都圏への異動の希望は叶いにくいとのこと。

会社としても人材配置が難しくなっていると予想され、制度を維持しにくい要因の一つと考えられます。

とはいえ、メリットも小さくないと感じている

ではどんなところにメリットがあるのか?という質問に対しては、2つあるそう。

1つは、違う地域で仕事をし、生活するという得難い経験。

夫の仕事は会社が相手なので、その地域にどんな歴史があり、どんな産業が盛んなのかといったことによって接するお客さんが違ってきます。
いろいろな地域を経験すればするほど、見識が広がるのは大きなメリットだそう。

2つめは、人間関係がリセットされること。

転勤のサイクルは3~5年程度なので、職場では毎年誰かが入れ替わります。
ウマの合わない人と一緒になっても、しばらく我慢すればいずれ離れる…という面はもちろんあります。
ただそれ以上に、いろいろな人と一緒に働き、指導を受けたり、または指導をしたり、ということによって仕事のしかたも磨かれる面があるようです。

これらは、実際に体験しているからこその話でした。

まとめ

転勤当事者の夫に、転勤制度はどうか、というリアルな感覚を聞いてみました。

これまでも何度も話題にしていますが、当事者ならではの感じ方が聞けて興味深かったです。

家庭としてはこれから直面する問題もありますが、その都度丁寧に向き合っていく必要を感じます。

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